MultiDataTileモードとは
目的
データを複数登録する登録モードとして、MultiDataTileモードがあります。RDE標準の送り状モードの拡張という位置付けになるので、Excelファイルなどを使用せず、RDEの送り状(Web上の登録画面)から登録できるモードになります。
複数データ登録するモードとして、ExcelInvoiceモードがありますが、こちらは、同じ送り状で一度に複数データを登録することが可能です。(例: 同じ試料情報のデータなど。)
特徴
- 設定一つで、送り状(Web上)から一括でデータ登録が可能。
- 同一の実験条件や試料情報のデータの登録に向く。
使用場面
- 同一の実験条件や試料情報のデータを一括で登録したい場合
設定方法
設定ファイルrdeconfig.yml
に、以下のように設定します。
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ディレクトリ構造
inputdata
ディレクトリに、Excelファイルとzipファイルを配置します。
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実行後は、以下のように、divided
ディレクトリに分割されたデータが格納されます。
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よくあるエラーや質問について
一つのタイルに複数のデータを登録したい
MultiDataTileモードを使用する場合、一つのタイルに複数のデータが登録することが難しいです。回避策として、タイルごとに登録したいzipファイルにまとめ、それを個別の構造化処理内に登録する方法があります。